自宅でブログ記事を投稿する際にはWordPress管理画面のエディタを使用してきましたが、出先にPCを持ち出して待ち時間に記事を書く、なんてケースを考えた時に、通常のテキストエディタを使用した場合に投稿が面倒であると感じました。

WordPressのエディタでは意識することがありませんでしたが、記事はHTMLで出来ているんですよね。

そこで「HTMLエディタ」的なものを探し、今回はデザインの良かった『Atom』を選びました。

本記事ではAtomのインストール方法及び、HTMLエディタとして使うにあたっての初期設定をご紹介します。

『Atom』のダウンロード

『Atom』公式サイトのダウンロードボタンをクリックします。

ダウンロードしたファイルを実行し、『Atom』をインストールします。

※インストール作業詳細に関しては省略。

インストール完了後、『Atom』が立ち上がります。

次にHTMLエディタとして必要な(最低限の)設定を行っていきます。

プレビュー機能の追加

コードが補完されるのもAtomの魅力的な機能ではありますが、より便利な『Atom』を選んだ理由でもあるプレビュー機能を追加していくことにします。

ウィンドウ右側の「Welcome Guide」⇒「Install a Package」⇒「Open Installer」を開く。

「atom-html-preview」を入力しEnterキーで検索が実行されるので、表示された下記のパッケージをインストールする。

パッケージインストール後、.htmlファイルのソースコード上で右クリックすると、開いたメニューに「Preview HTML」が表示されるようになります。(ショートカットキー:Ctrl+Shift+H)

実行するとこんな感じに表示されます。

これでオフラインでもテキストエディタのみで記事を書くことができるようになりました。

次はおまけの設定です。

日本語化パッケージの追加

普段から統合開発環境やDBツールなどで英語に触れている方は慣れているかもしれませんが、こうしたツールは基本的には英語で表記されているため、ちょっとわかりづらいです。

フリーでも活発なものであれば、どこぞの優秀なエンジニアさんが日本語化してくれているので、今回はその恩恵にあずかる設定です。

「Welcome Guide」⇒「Install a Package」⇒「Open Installer」をクリックし、「japanese」などで検索し、下記のパッケージをインストール。

全部が全部日本語化されるわけではありませんが、英語がダメな人でもこれで少しは楽になるかと思います。

その他

『Atom』を使用してファイルを新規作成(Ctrl+Nとか)した場合、作成されたファイルの形式を手動で設定してやる必要があります。

下記図では「Plain Text」に設定されているので、これをHTMLに変えるには、「Plain Text」と表示されている部分をクリックします。

表示されるダイアログのフォームにHTMLと入力し、表示された形式を選択します。

HTMLに置き換わりました。

ただし、ファイルを保存する際にデフォルトだと拡張子なしのただのファイルとして保存されるため、HTMLファイルとして保存したい場合は、ファイル保存の際に.htmlをくっつけてやる必要があります。

新しいツールが増えたりするとものすごくクリエイティブな事してる気になれますね。

以上です。

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