開発したアプリでお金を稼ごうとしていた頃のお話

ブログでの収益を目標としていた時期に「このままでは仕事をしなくても生活出来る水準なんて到底達成できない」という思いから、色々と模索を行ったコトがありました。

その模索の結果、実行したのがアプリの開発でした。

本記事ではアプリ開発に至った詳細な経緯と、そこから学んだコトなどを紹介していきます。

※本記事におけるアプリ開発とは、開発支援ではなく自らが企画し開発することを指します。

アプリ開発への経緯

冒頭で述べた通りブログでの収益が思うように上がらず、何か他に稼ぐ方法が無いかを模索しました。

あくまでブログが主体であったためプログラミングに焦点を当て、「有料のアプリを開発してその開発の過程を記事にすれば、アプリ収益とブログ収益で一石二鳥」と考えたのです。

いまなら言えますが、プログラミングやシステム開発を心から楽しむことが出来るならば、この方針は良かったのかもしれません。

私は稼ぐことを目的としていた為、プログラミングはその為の手段でしかなくなっていたのです。

開発してみて

開発が軌道に乗るまでには少し時間がかかりました。

というのも、前章で述べた通りアプリ開発はお金を稼ぐ手段の一つになっていたからです。

「稼げなかったらどうしよう」という不安に駆られると、「この開発している時間は本当に意味があるのか」「もっと別のことに使った方がいいのではないか」という思いがいくつも頭をよぎりました。

それでも徐々に形になるにつれて、負けず嫌いがうまく働いたのか、途中からは生活の大部分をアプリ開発に注ぐまでに打ち込みました。

要件定義は薄いですが、基本設計からテストまでを一人で行ったので「システム開発においてはこういうコトを考えないといけないのか」と思う点に何回もぶち当たりました。

これはシステムエンジニアとして、非常に勉強になりました。

リリースしてみて

そんなこんなでリリースまでこぎつけたのですが、作成したアプリの集客で早速躓きました。

ブログであれば徐々にアクセスを伸ばしてきた経験がありましたが、アプリのアクセスアップには何をしたらいいのか分からなかったのです。

一番は費用を掛けずにできる自らがサイトにSEO対策を施すコトですが、それらも含めて集客方法を考えていなかったのが根本的な問題でした。

作ったらそれだけで利益が発生すると思っていた点、システムエンジニアとしての視点に囚われていたのかもしれません。

開発したアプリ用のブログを立ち上げてみたり、Twitterアカウントを開設してみたりしているうちに、アプリの脆弱性を突かれ非公開に。

システムを公開するにはもっと多くの知識が必要なんだと認識させられたと同時に、世の中には思っている以上にあくどいことを考える人が多い事を痛感しました。

最後に

作成したアプリは非公開にしてから一度も再公開していません。

気が向いたらもう一度、脆弱性に対処してから公開するかもしれませんが、今のところその予定はありません。

というのも「アプリで稼ごう」と考えていたのはほんの少しの期間でしたが、それを続けたいと思わなかった時点で「肌に合わない」と感じたからです。

何より、公開しているだけで費用が発生してしまいますからね。

今後はアプリ以外で、稼ぐ方法を模索していきます。

以上です。

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