業務で暇なとき、過去に勤めていた企業を検索したりします。

まさか『労働マルチ』なんて言われているとは…。

【参考】


DS-MAX系と出会うまで

新卒入社したIT企業を辞めるにあたり、大学4年生の時から興味を抱いていた営業職への転職を考えるようになりました。

一番は金融系とかだったのですが、学歴・経歴からエントリーは見送っていました。

そんななかで見つけたのが、不動産営業(賃貸)とDS-MAX系の企業でした。

もちろん、この時DS-MAXなんて言葉は知りません。

求人広告には外国の方との写真や、スタッフがイベントを楽しんで知る様子などが掲載されていました。

IT企業の雰囲気が嫌だったこともあり、楽しく働きたい、また外国への興味もあったので求人広告をそのまま魅力として感じ、応募しました。

ガチガチの企業にいたせいか、面接の日程調整の電話がとてもフランクに感じました。

この時は「わりと肩ひじ張らずに話ができる」ので、「いい雰囲気だな」と、まだ考えていた時代です。

一次面接は「やる気があるなら」ということですんなり通過し、二次選考では職場見学と面接がありました。

職場見学で同行させて頂いたスタッフの方は、私が志望していた『営業職』ではなく『総合職』の方でした。

職場の実際の環境省略しますが、果物の訪問販売です。

見学が進み、『営業職』はただ営業をするだけで、『総合職』は経営者を目指してる、と言われました。

最初は「意識高い系か」と後ずさりしそうになりました。

しかし私自身お金をどうやって稼いでいくか、を考えた時に『経営』という言葉に魅かれていたこともあったので、スタッフの言葉に魅了され、『総合職』へシフトします。

スタッフの方からは「『総合職』は倍率が高く、『営業職』よりも採用されにくい」「途中から志望を変えるのは難しいけど、オーナーに相談してみる」といった旨、伝えられました。

ちなみに、採用されにくいのは事実ですが、その会社の方針としては『総合職』を増やすことなので、「やる気」さえ見せれば受かります。

相談の結果、『総合職』として選考を進めて頂くことになりました。

面接の前に小テストを行うといわれ、スタッフの方から「これを覚えて」と回答を頂きました。

その内容が『5steps』『8steps』『平均律の法則』です。

1時間くらい間があったのですべて覚えて、面接も終わり無事採用となりました。

DS-MAX系の労働の実態

初日の出勤は8時半頃でいいと言われ、その時間に行ってみるとホームページにはスタッフ数5名とか書いてあったのに20名ぐらいのポジティブMAXのスタッフがいました。

既に商品である果物はカートに積み込まれており、残るはミーティングだけ、という状況でした。

次の日からは7時30分までに来てくれ、という流れに。

しかし、オフィスの規則的なものがあり、その中の『ネガティブ禁止』というものが悪さをします。

と言うのも、「みんな一刻もオーナー(経営者)になろうと頑張っている」「早くなるためには人よりも早く学ばないといけない」「その為にはリーダーに教えてもらうのが一番だ」「リーダーの空いている時間は朝しかない」といった論理で、結局7時ぐらいには出勤することに。

そこから怒涛の積み込み作業、ミーティングでフィールドに出る9時頃にはもうだるくなってました。

その後、オフィスに19時に帰れるようにひたすらインターフォンを鳴らし、果物を売りつける毎日でした。

帰宅は21時過ぎだったと記憶しています。

月に数回ほどデイトリップ、またはロードトリップというものがありました。

デイトリは売り上げがある一定ラインを超えるまで帰られないイベントで、ロートリは泊りがけで(複数日に渡って)行われるデイトリでした。

私は幸いにもその日のうちに売り切ることができましたが、過去には朝4時頃まで街をさまよった方もいるらしいです。
※ちなみにその方は女性でした。

そんな頑張っても、3万円売り上げて6千円程度なので、まともな生活は続けられなくなっていきました。

DS-MAX系を辞めようと思った理由

もちろん私自身苦労していたのもありますが、所詮は訪問販売であり、現代にはそぐわない業態です。

将来的には都市部には高層マンションが並び、オートロックがかけられ、市場規模が縮小する。

オフィス開設から3年もたたないうちに販売禁止のエリアが出来ていたくらいの売り方をしていては、地域に貢献しているとは言えない、などなど。

たとえ一時的に年収1千万に乗ったとしても、続けていきたい仕事ではありませんでした。

辞める際には、正社員とかではなく業務委託契約ですので電話一本で辞められました。

保証金の積み立て等もありましたが、辞めた後に振り込まれることはないと思っていいでしょう。

最後に

もし飛び込んでいくのなら、いつでも辞められるような気概や環境を作っておきましょう。

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