ここ最近、文庫本で『日本史』と『世界史』をそれぞれ2時間ほどでおさらいしました。

高校の教科書を使えば何時間かかるかもわかりませんが、大人になってからの復習用にたくさんの書籍が用意されているのは便利なものですね。

今回はそれらの書籍を読んで気付いた事を述べていきたいと思います。

本題に入るその前に

私は『世界史』が苦手です。嫌いではありません。むしろ好きですが、苦手なのです。

学生時代には、日本語に馴染みのないカタカナ名詞が「苦手の原因かな?」と考えることもありましたが、今回書籍を読んでおさらいしてみて、「あぁ、『世界史』が苦手な理由はこれか」と気付いたのです。

私と同じように「『日本史』は得意だけど『世界史』は苦手」という方にも当てはまるのではないか、あるいはそんな思いを抱いている受験生の参考になればと思い本記事を書いています。

なぜ『世界史』が難しいのか

結論から先に言います。

世界全体の歴史を年代順に学ぶことで知識の整理が難しくなり、さらに『日本史』に対して一国の歴史的知識が浅すぎるのが、『世界史』を難しいと思う理由だと感じました。

年代順に学ぶ

高校などで『世界史』を学ぶ際、年代順に「その時世界のどこそこで何が起こった」という学び方をします。

例えば、13世紀のヨーロッパは十字軍の遠征が行われていて、その時アジアではモンゴル帝国が全盛を極めていた、それが14世紀に入るとヨーロッパでは~、アジアでは~といったように。

ヨーロッパの歴史だけを辿っていけば、十字軍の次にはどういったことが起きたのかがすぐに分かるのに、途中で別な地域にフォーカスが移動してしまうため、地続きの知識として吸収しにくくなるのです。

一国の歴史的知識が浅い

『日本史』は読んで字のごとく日本の歴史だけを学びますが、『世界史』では(こちらも読んで字のごとく)世界の歴史を学びます。

世界とは、一つの目安として国連加盟国196か国(2020年1月時点)としましょう。

単純計算で『日本史』と『世界史』の授業が同じ回数だけあるとしても、世界史で学ぶ一国あたりの歴史的知識は日本の歴史的知識の196分の1になります。

現実に沿えば、(誰が決めたのか)『世界史』で出てくる国の数はもっともっと少なくなりますが、『日本史』で学ぶ日本の歴史的知識に比べれば微々たる知識です。

それゆえに大まかな流れを掴むことでさえ、『世界史』は『日本史』に比べて難しいと言えます。

『世界史』の苦手を克服するには

答えは簡単で、『日本史』と同じように『世界史』を学べばいいのです。

具体的に言えば、年代順に世界のスナップショットを取るのではなく、イギリスやギリシャ、インドといったように個別の国の歴史として学んで行くのです。

その中で「イギリスが○○だった時代に周辺諸国は××という状態だった」というように、関連する歴史を学ぶことも出来ます。

ちょうど日本が平安時代だった時に遣隋使や遣唐使が登場しますね。それにより日本の平安時代に隋や唐といった国が成立していたことを学べるように。

ここで最大の障害ともいえるのが、『日本史』ではわずか数回程度しか出現しない(これも戦後教育の影響かもしれませんが)『侵略の歴史』です。

ここでいう『侵略の歴史』とは「○○が××を滅ぼして▲▲帝国になった」というような歴史的事実です。

『世界史』の序盤(それこそ近代の)ではこの『侵略の歴史』がたびたび登場します。なんなら東西ドイツの統一やソ連崩壊といったように近世まで尾を引きます。

これは『日本史』に倣うと分かりやすいと思います。

例えば、織田信長が天下統一を目指して各地を支配下に置いていくわけですが、日本地図のどの部分を支配下に置いていったか、なんて別に気にしませんよね。

マニアなら桶狭間や長篠と言った戦域まで覚えるかもしれませんが、私も含め尾張がどこかなんて特に気にしないでしょう。(愛知県の方には申し訳ないですが、あくまで例です。)

それと同じように▲▲帝国の領土なんてそれほど気にしなくてもいいのです。高校の授業を受けてみても、『日本史』と比べて『世界史』の方が地図の出現頻度が多いように思いますね。整理しづらい原因です。

ただその中でも抑えておきたいのはやはり『地中海』や、近代なら『ペルシャ湾』。その地理的特性からかなりの頻度で出てきます。覚えておくとより理解が深まるでしょう。

まとめ

『世界史』の苦手を克服するには
  • 年代順に世界各地を並行して学ぶのではなく、『日本史』同様に一国を集中して学ぶ。

ただそれって、普通に『世界史』を学ぶことに比べて膨大な時間が必要になるんですよね。

大学の受験には必要ないのかもしれませんが、せっかく世界の歴史を学ぶのですからより深く学んでおきたいところです。

今回この結論に至ったことで、イギリスやロシアなど特定の国の歴史を題材にした書籍を探し始めましたが、意外と文庫本サイズでは売っていないようで…。(それに、大きな書店であっても歴史のコーナー小さすぎませんか。)

そのうち良い本と巡り合えたらご紹介したいと思います。

以上です。

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