当ブログはエンジニアの雑記ブログのつもりですが、図らずも「DS-MAX」に関する記事がナンバーワンのアクセス数を誇っている次第でございます。

2020年2月。「DS-MAX」系で働いていた時の記事がちょっとバズりました。

当時私はグアムにいたので、日本国内で何があったのかは分かりませんが「意外と関心を寄せる人がいるんだなぁ」としみじみ思いました。

それ以降はさっぱりですけどね。オーナークラスが集まった場とかで公にでもされたんでしょうか。

何はともあれ2000円程度の利益をもたらしてくれたことには感謝しましょう。

さて、前置きが長くなりましたが先日ふと昔のことを思い出すことがあったので、「DS-MAX系で働いて学べるコト」というタイトルで書いていこうかと思います。

…別に前回記事が愚痴ばっかりになってしまったが為に、挽回しようとしているわけではありません。

DS-MAX系とは?

おさらいです。

「5step/8step/平均律の法則」という言葉に代表される「DS-MAX系」とは、労働マルチだのと揶揄される企業全般を指します。

扱うものは私が知っている限りで果物や雑貨用品、カーワックスなど。

そういえば先日妻の実家にお邪魔した時に玄関口に『FW1』が置かれていてびっくりしました。

お義母さんに尋ねたところ、ガソリンスタンドで声を掛けられて買ったわけではないとのこと。ちょっと安心しました。

話が逸れましたが、そういった商品を訪問販売していくお仕事になります。

契約形態は業務委託の為、売れた分だけ報酬が貰えるというもの。

ただし、それら商品の在庫を抱えるのは所属するオフィスの為、従事者が借金を背負うようなことはありません。

その分、利益率は落ちるわけですが。

「DS-MAX系」で働き始めると、トレーニー・リーダー・マネージャー・オーナー・ヴァイス(?)みたいな感じで昇進していくことになります。

昇進にあたって必要となるのは、当初は自分自身の売り上げ、それからチームでの売り上げを求められていくことになります。

オーナーになった時点で月100万程度稼げるチームが出来ている感じ。月100万、ロマンがありますよね~。
※オーナーになると自分自身の法人を持つことが出来る。(法人を持つ、って齟齬があるかな…。)

DS-MAX系で学べるコト

それでは、本題に入っていこうと思います。

一般の企業やアルバイトといった契約形態ではないこともあり、学ぶべき様々なことがありました。

全部をお伝えするのは(気持ちの面もあるので)難しいかもしれませんが、何かの役に立てば幸いです。

学べるコトその① お金を稼ぐことの大変さ

今でも散財しがちな私が言えたことではないかもしれませんが、前提でお話した通り売れた分だけしか稼げません。

どれだけの利益率かというと、トレーニーからリーダーになる条件を達成し続けられたとして月10万ちょっと。

1か月間週1日休みで、朝7時から夜10時頃までかけてそれぐらいです。

普通の会社やアルバイトだったら残業代含めて25万円は軽く超えていくレベルですが、10万ちょっとです。

しかも会社員やアルバイトなら、ただいるだけで無為に時間を過ごしてもお給料が計上されていきますよね。

それに対して「DS-MAX系」では自分自身でモノを売って、売り上げを立てていかなければなりません。

「一個売れたらいくら入る」という考えが常に付きまとい、「売ってやろう、売ってやろう」という考えになっていきます。

しかしそこで思うように売れていくわけではありません。

稼ぎたい・早くリーダーになりたいと思っているけど、稼げない・リーダーになれない。売りたいと思っているけど売れない。

「モノを売ってお金を稼ぐことってこんなに大変なんだ」と痛感させられること間違いなしです。

学べるコトその② 前向きになれる

これは結構難しい事なんですが、「DS-MAX系」ではネガティブ禁止というルールがあります。

その為、元気がないと怒られます。

ポジティブと空元気を勘違いしてんじゃないか、と思わせられる瞬間でもありました。

それぐらい元気(とりわけ外面的な明るさ)が無いことに対して敏感な人たちが周りにいるわけですから、強制的に元気にさせられます。

また、営業のテクニックでもあるのですが、元気がない・覇気がない、つまり暗い人からはモノを買ってくれないのがお客さんです。

オフィス内でももちろんですが、オフィス外(フィールド)に出ている時でも明るく振舞う必要がありました。

私も元々は根暗な方ですから、最初はそれはもうしんどかったです。ただの空元気でした。

しかしそれもフィールドでの時間を過ごすにつれて、「明るくしている方が楽しい・売れる」という刷り込みによって、内面も徐々に変わっていくんですね。

「刷り込み」と表現した通り、一種の洗脳のような感じもしますけどね。

学べるコトその③ 偏見が排除される

営業マンや自営業の方は別ですが、たいていの人は会社勤めをしますよね。

その①とも若干被るんですが、そこでモノを売ってお金を儲ける、という感覚って薄いですよね。

それもそのはず、他人が作った稼げるシステムの中に組み込まれているだけだからです。

そこを一歩踏み外すとどうなるか。周囲のすべてがビジネスチャンス、というと大げさかもしれませんが、常に周囲に気を遣う必要が出てきます。

例えば、会社勤めをしていて大失敗を犯した。けれどもそれで即座にクビという事はほとんどありません。

それがたった一人になると、ある地域のお客さんに失礼なことをしたとして、その地域に住む方々から買ってもらえなくなる可能性がある。

これは売り上げが上がらなくなるわけですから、クビレベルですね。

これが最終的にどうなるかというと、お客さんに対する偏見が排除されます。(めっちゃ省きました)

例えば、豪邸に住んでいる人だからと言って買ってくれるわけではありませんし、とんでもないボロ屋敷に住んでいる人が大量に買ってくれることもあります。

ただし、ボロ屋敷に住んでいる人に上から目線で「どうせ買えないんだろうけど、この地域網羅しなきゃいけないし、適当にやっとくか」みたいな意識で応対すると、買ってもらえない可能性だってあります。

DS-MAX系で学んだコトがどう生きてくるか

ここまでは「DS-MAX系」で学んだコトをいくつか挙げてみました。

多分私の記憶力がよろしくないのと、文才が無いこともあり伝わりにくい文章となってしまったかもしれません。

そこで、先述したようなコトを学んで実生活にどう影響してくるのか、を補足として書いておこうかと思います。

※また伝わりにくい文章となってしまうかもしれませんが、もうしばらくお付き合いください。

実生活への影響その① 会社員マジ最高

冒頭から述べている通り、「DS-MAX系」で稼ぐためには売り上げを立てる必要があります。

しかし会社員として働く場合、売り上げを上げる必要はありません。

売り上げは会社というシステムが立ててくれるので、自分の時間を売ればいいだけです。

その時間の価値が高ければそれなりの報酬が伴いますし、低くてもゼロになることはありません。

私が「DS-MAX系」をやめた直後の会社員勤め期間には、1秒ごとに「チャリン、チャリン」とお金をカウントする音が頭の中で鳴り響いていました。

お給料が口座に振り込まれた日には「こんなもんで稼げるのか、楽だな~」と素直に思いました。

あと、確定申告とか諸々の手続きが無いことも楽ですね。

実生活への影響その② 会社員マジ最悪

そこからしばらくして、会社員生活に慣れてきたころに嫌悪感を覚えるようになってきます。

もともと「DS-MAX系」を選んだ理由が根深く居座っているんですね。元に戻っただけとも言えます。

何はともあれ、他人が敷いたレールの上を走らされる事に対し、反骨精神のようなものが生まれてきます。

しかし、これ自体は決して悪いモノではなく、捉え方によっては自分自身を会社員としてさらに成長させるための力になる、ということも言っておきます。

私自身、会社勤めに本格的に復帰するまでに一年近く充電期間を必要としましたが、復帰してからはその思いを糧に、復帰以前の働きをすることとなります。

「DS-MAX系」で教えられることは、自分自身の営業力を養うことももちろんですが、マネジメントの何たるかが主になってくるので、その考えが現場仕事にも多少なりとも生きてくるんですね。

余談ですが、当時ITパスポート試験を受けたのですがマネジメント分野だけ満点でした。結果はもちろん合格です。

この反骨精神のような感情とは長い期間向き合う必要が出てきます。

それもそのはず。「DS-MAX系」では企業経営者を目指すこともあって、いかに会社員としての生活が人生を浪費しているかを教えられ、法人としての生活がいかに幸せなモノかを教えられるわけですから。

このブログを開設した根本的な理由もそこから来ているのかもしれませんね。

私が会社勤めが嫌いな理由は単に通勤が嫌という理由も大きいですが。

実生活への影響その③ 就職面接マジ簡単

「DS-MAX系」でモノを売っていくためには、ポジティブさももちろん細かなテクニックも必要です。

そうした諸々の知識を、自分という商品を売る際にも役立ってきます。

当ブログを見返していただくと分かるかと思いますが、私は社会人3年目にして転職回数はその倍。

勤めては辞め、勤めては辞めという事を繰り返してきましたが、転職活動において困ることはありませんでした。

それはひとえに「DS-MAX系」での経験が生きていると思っています。…褒められた事ではないですけどね。

私はまだ試したコトがありませんが、その経験は異性相手でも通用するのではないかとさえ思っています。

実生活への影響その④ 営業職マジ楽勝

ちょっと言い過ぎました。

営業に嫌気がさして転職した私が言うのも変ですが、「DS-MAX系」において教えられる知識というのは、営業職であれば不動産でも保険でも通用するモノです。

その為、会社員として営業職に従事すると、売れている営業マンほど「DS-MAX系」で教えられた人物像に近く、それ以外は全て自分以下に見えてきます。

テレアポ一つとっても、「DS-MAX系」でのフィールドワークに比べれば、雨の中走り回ることもなく常にチェアに腰かけていられる状況で取れますし、取れないからと言って不必要に落ち込むこともなくなります。

さらには顔が見えない相手に対してどのようなテンションや口調で応対したらいいかも、フィールドワークで培った経験で補うことが出来たりするのです。

結果として、他の新人と比べてもアポの取得件数が多かったりと、チャンスを掴む力は頭一つ抜き出ていることを実感できます。

それで契約まで結び付くかはまた別の問題ですがね。

しかし、そこも平均律の法則を叩きこまれていますので、アポさえ取れればそこから自ずと増えてくるはずと考えます。

営業マンとしてのスタートを切るにはうってつけの環境かもしれません。

最後に

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

少し長くなってしまいましたが、現時点でパッと思いつく限りは書けたかな、と思っていますが、それぐらいに後々まで尾を引いたり、生きてきたりするのが「DS-MAX系」での経験です。

また思い付いたら書こうと思いますので、何かの役に立てて頂ければ幸いです。

それにしても、2020年5月現在蔓延している新型コロナウイルスの影響はどれほど及んでいるのでしょうね。

私が辞めた際には訪問販売という業態に見切りをつけたわけですが、人との接触を断とうとする現状にもそぐわないという事でまた一段と厳しさが増したような気がします。

この状況を打破するアイデアをひねり出せればそれに越したことはありませんが、果たして…。

とりあえず、以上です。

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