これまでたびたび触れてきましたが、私は社会人3年目にして正社員雇用だけで5社を渡り歩きました。

にもかかわらず、リクナビ(リクナビNEXT含む)やらマイナビからのエントリーした企業数累計は、50社にも及びません。

なぜそれだけ転職を決められているのか(転職に成功しているのか、とは言ってません)。

その秘密はズバリ、面接スキルです。

当記事では今後就職活動に臨まれる方、あるいは転職しようと思っている方の為に、私がこれまでの就職・転職活動を通して培った面接に関する知識をご紹介したいと思います。

面接とは営業である

就職活動や転職活動において、採用試験という言葉がよく使われますよね。

それまでの試験と言えば、期末試験や卒業試験など、必ず正解が用意されているものでした。

しかし、採用試験(特に面接)に至っては正解なんてものはありません。

言ってしまえば、採用試験の試験官に「こいつ、気に食わないな」と思われてしまえば、例え筆記試験が満点でも落ちることがありえます。

強いていうなれば、採用試験を突破するのに必要なのは最適解です。

最適解と一言で言っても、それをなす要素が多岐にわたるため一般化するのは難しいのが正直なところ。

ですが、その最適解を生み出すプロセスは一般化出来ます。

そう、自分自身を面接の場で売り込む、つまり自分自身の営業と考えればよいのです。

営業職で学んだコト

いきなり「営業をしろ!」って言われても、新卒の就活生などには難しいと思うので、一般的な営業職が教わる重要な事をご紹介しておきます。

ポジティブでいる

当ブログの稼ぎ頭である記事を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、ポジティブでいることは営業職に関わらず全ての業種で必要不可欠な項目です。

本記事では営業にフォーカスしていきますが、例えば洋服を買いに行った際に、元気のないいかにも根暗そうな店員さんから「よくお似合いですね」なんて声を掛けられて買う気になるでしょうか?

もちろん、元から買う気満々であればそれでも買っちゃうかもしれませんが、例えばそれが家電量販店だったらどうでしょう。

(よほどのブランドものではない)洋服に比べれば家電は高価な部類で、それもすぐに買い替えるようなものではありません。

そう言ったものを購入する際に根暗そうな店員さんからの営業トークで買う気になれるでしょうか?

「いいものがあれば買っちゃおうかな」ぐらいの購買意欲であれば、その購買意欲を店員さんの態度で失ってしまう可能性は決して低くありません。

採用試験だって同じようなものです。

試験官からすれば、多数の応募者の中から「有望そうなのがいれば採用しようかな」程度の考えしかありません。

採用担当者に課せられた採用人数の目標はありますが、それを下回っても企業には大きな痛手とはならず、仮にその目標を達成しようとしても「有望そうなのがいれば採用しようかな」という考えは不変で、応募総数(すなわち選別対象の母数)を増やす事(採用広告の露出を増やすなど)しかしません。

話が逸れましたが、店員さんがポジティブだった場合はどうでしょうか?

(そもそも論ですが、ショップ店員さんにネガティブな人なんていませんよね。)

洋服だったら「鏡越しだとそんなでもないけど、他人から見たら似合ってるのかな?」とか、家電なら「あ、これいいかも」って思いませんか?

そう、ポジティブでいるだけで商品価値を上げることが出来るのです。

もちろんそこには後述するスキルもある程度必要になってきます。

ポジティブでいる際の注意点

まず始めに言っておきますが、「ポジティブ=元気」という短絡的な思考は一度脇においてください。

もちろんポジティブという言葉の中に元気は含まれますが、その元気の質に対する認識を誤ると、ポジティブでいることが悪い方向に向かうこともあるからです。

自分自身のポジティブな状態を自覚する

ポジティブな状態とは、一般化すれば明朗快活という言葉になります。

しかし、例えばラーメン店の店員さんの様に声を張ることが、全ての人にとってポジティブな状態とは限りません。

大きな声を出すのが苦手な方が無理に大きな声を出そうとしても、それはただの空元気であり、その背伸びしている感覚を相手は受け取ってしまいます。

無理をしない程度で、自分の気持ちが明るい状態がポジティブです。

人によって様々ですが、例えば見知らぬ人からの電話に出た時の声のトーンなどをよく振り返ってみるといいでしょう。

相手との温度差に気を付ける

相手のテンションが低いところに、こちらがテンション高く応対してしまうと、相手に引かれてしまいます。

憂鬱な状態のときに、ハイテンションな(それこそ酔っ払いの様な)人に絡まれたくはないですよね。

かといってテンションの低い相手に、こちらも同じくテンション低く応対してしまうと、お互いにどんどんテンションが下がっていくことになります。

そこで、営業の場で使われるのが、相手のテンションよりも半歩上のテンションで応対する、というテクニックです。

これをやることによって、相手との温度差を適切に保つだけではなく、相手のテンションを徐々に引き上げることが可能になります。

ちなみに、相手との温度差を適切に保つことによって、「落ち着いている」だったり「話しやすい」といった印象を与えることも可能です。

商品を好きになる

営業にとって次に重要なのが、売り込む商品を好きになることです。

好きになるという事は自分も欲しくなるという事で、自分だったらなぜ欲しいのかを明確に認識できます。

その自分自身が欲する理由を、相手との会話の中で結びつけられるものはないか見つけていくのが営業です。

ちなみに、この理屈で行くとアパレル店員さんたちは大変だなぁとつくづく思います。

競合が多いだけではなく、自社だけでもバリエーションが豊富なので、全ての商品を好きになることなんて出来ないからです。

そんな中でも売り上げに貢献している店員さんというのは、よほど会話が上手なんでしょうね。

面接における商品とは

まぎれもなく自分自身です。

先述した営業の知識の一つ目「ポジティブ」は日常生活の中から段々と獲得していく必要があります。

二つ目の「商品を好きになる」つまり「自分を好きになる」コトについては少し補足しておきます。

「自分自身を好きになれ!」と言っても「ナルシストになれ!」と言っているわけではありません。

自分自身の良いところを認めてあげましょう、という意味です。

日本人特有かもしれませんが、謙虚な姿勢が自身を売り込む際に弊害となる場合があります。

卑下するばかりに、悪いところだけが目につくといった具合です。

就職・転職活動における期間だけは、この染みついた謙虚な姿勢を制御し、極端に言えばふてぶてしさを持つことも重要です。

自分自身の良いところを認める、具体的な方法

私がよく使っていた方法をご紹介しておきます。

まず始めに自分自身の長所から探し、そこから短所を導きます。

長所がすぐに出てこない場合は短所からアプローチしてもいいでしょう。

長所と短所は捉え方次第で変わるようなモノだと思ってください。

私がよく使っていた表現
  • 一つの物事に対する集中力が高いのが長所ですが、反面周りの事が見えなくなるくらいに没頭してしまうのが短所です。
  • より良いモノを目指して自分の率直な意見を述べることもあり、衝突することも少なからずありましたが、その都度お互いが納得いくまで話し合うなどしてプロジェクトを進めてきました。

ちなみに、前言撤回するようですが長所や短所は表裏一体とは限りません。

圧倒的に長所・短所となるモノもあります。

「気持ちの切り替えが早い」「馴染むのが早い」などは圧倒的な長所なので、無理に短所と結び付ける必要はありません。

圧倒的な短所としては「時間の管理が苦手」とかそんなレベルだと思いますが、そういったモノは使わない方がいいです。

まとめ

 

就職・転職活動における面接の極意
  • 面接とは自分自身を売り込む営業である
  • 営業に必要なスキル
    • ポジティブな状態を保つこと
    • 商品を好きになること
  • 自分の良いところを認めてあげること(ふてぶてしくなること)
  • 長所と短所は捉え方次第でいかようにも説明できる

新卒の就職活動では応募母数が多いために面接だけというケースは少ないので、上記以外の知識も必要となりますが、転職活動においては面接のみのケースが多いため、上記の知識で十分戦えます。

特に、営業以外の職種においては面接の段階で営業の知識を持ち合わせている応募者は少ないハズなので、かなりの効果を発揮します。

ぜひ、就職・転職活動の際にお役立てください。

以上です。

 

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