「金持ち」と聞くと「偉ぶってる」とか「ワガママ」といった負のイメージを持つことってありませんか?

あらかじめ補足しておきますが、本記事は全ての金持ちを敵に回しているわけではありません。素晴らしい人格を持った金持ちも大勢いると思いますが、そういった方々はあまり表舞台で目立つことは無いと思っています。

そんな方たちはお金持ちの中でも少数派だと思うので、本記事では「傲慢な金持ち」が生まれる理由に迫っていこうと思います。

金持ちは資本主義社会の勝ち組

日本では「金持ちは悪」とみなされることが多いように思いますが、きっとそれは『武士は食わねど高楊枝』や『ぜいたくは敵だ』と言った言葉に代表されるように武士道や昭和の戦争期の考えがいまだ染み付いているものと考えており、現代の資本主義社会では金持ちは勝ち組であることは間違いないでしょう。

少なくとも、お金を持っている間は、ですが。

わざわざ勝ち組という言葉を使っているのは、本記事で言及する傲慢な金持ちを「成功者である」「一流の人間である」とは認め難いものがあるからです。

極端な話、暗殺者を「(腕が)一流である」とは認められても「成功者である」とは言いませんよね。現代で言えばシリアのアサド大統領がそれにあたるかもしれませんが。

※本章の冒頭で述べた内容を補足しておくと、江戸時代までの士農工商という身分制度から分かる通り、お金に関する身分ほど低いことが分かりますよね。それも少なからず影響しているんだと思ってます。

勝ち組は負け組が嫌い

私の愛読書の著者である里中李生さんが興味深い言葉を述べられていたので、引用させて頂きます。

優秀な男は、自分の価値を分かっていない人間をとても嫌う。

里中李生大人の男は隠れて遊べ 支配されないための究極の“逆転思考”』より

もういっちょ!

向上心のある人間の前に、やる気のない迷惑な人間は出てこないでほしいわけだ。

里中李生大人の男は隠れて遊べ 支配されないための究極の“逆転思考”』より

どうでしょう。私の言わんとしていることが何となくわかってきたのではないでしょうか。

「傲慢なお金持ち」は里中李生さんが仰るような『優秀な男』には入らないかもしれませんが、少なくともお金を庶民一般より稼いでいるという点で、資本主義社会においては優秀である事は否定できないでしょう。

勝ち組の人たちには資本主義社会で頑張ってきた経験があるんです。(その善悪はさておいて。)

そうした経験を持つ人たちにとって、何もせず他人の成功にただ甘えているだけなのに不満を漏らす庶民は、ただの負け組として映るだけではなく、障害とさえ思うかもしれません。

だから、勝ち組は負け組を嫌うんです。何もしないくせに不満だけは雄弁に語るから。

勝ち組の概念はお金に限ったことではない

何もこれは資本主義社会の勝ち組と負け組に限ったことではなく、「持つもの」と「持たざるもの」と抽象化してしまえば様々なところに当てはまることがわかるでしょう。

例えば、職場。

コミュニケーション能力を「持つもの」と「持たざるもの」の間に生じる関係性は、果たしてどのようなものになるでしょうか。

仕事をこなす能力についても然りです。

子は親を見て育つ

ここから一つ派生して考えなければいけないコトは、その姿を誰が見ているか、です。

「傲慢な金持ち」の中にも家庭を持つ方はいるでしょう。

その勝ち組である親が負け組の他人に対して傲慢な態度を取っていたなら、子はその姿を見て育ち、他人(それも「持たざるもの」)に対して傲慢な態度を取るようになるのではないでしょうか。

その子自身には資本主義社会で勝ち組になった実績は無く、その親の元に生まれただけであるというのに。

果たして、そうやって育った子供は社会に出た時に何を思うんでしょうね。親の跡を継げれば問題ないのかもしれませんが、2代目で業績が悪化する理由はここにあるのかもしれません。

勝ち組としてのプライドを裏付けるモノを何一つ持ってなかったコトに気付く瞬間を思うと、いまだかつで資本主義経済をのし上がった経験のない私でさえも、恐怖を覚えずにいられません。

最後に

本記事で述べたかったことをまとめておきます。

金持ちが傲慢になる理由とは
  • 金持ちは少なからず努力をしてきた人たちであり、努力もせずに不平不満を漏らす人たちを軽蔑しているから。
    • 傲慢な金持ちを責める前に、まずは努力しないといけない。(悪い金持ちはまた別)
  • いわゆるボンボンは、自分が金持ちだと誤解している。
    • そのお金は親が得たものであって、それに気付いたときに愕然とする可能性が高いので、親子共々ご注意あれ。

私も「金持ちは悪党だ」なんて思っていた時期もありましたが、社会人になって色々な書籍を読んだ事で、今では(金の亡者とまではギリギリ行ってないと信じていますが)お金が大好きです。

数学がずっと苦手でしたが、お金のことを考えていると「金融系も案外向いてるんじゃないか」とさえ思ってます。

逸れました。

世の中で起きることに不平不満を漏らすのはとても簡単なことですが、それを全て「自分に何か原因があるんじゃないか」あるいは「他に何か理由があるんじゃないか」と考えていくと、意外とやるべきことや何らかの原因が見えてくるもんですね。自責って大事。

以上です。

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