在宅勤務に切り替わってはや8カ月。
新型コロナウイルスの影響も収まらぬまま年末を迎えそうです。
私事ではありますが、年明け以降もしばらくは在宅勤務となる見込み。
このご時世ですから、ありがたい限りです。…とは言っても会社を辞めるべく動くんですけどね。
そんな話は置いといて。
つい先日、在宅勤務に移行する際の出来事などを振り返ってみてふと「WindowsよりもMacの方が便利じゃね?」と思いました。
常日頃から「開発でもMacの方がいいんじゃね?」って思ってるものの、プライベートではWindowsとAndroidを使う私が言うのもアレですが、少しお付き合い頂ければと思います。
Macが在宅勤務に最適な理由
標準装備が優れている
新型コロナウイルスの影響により在宅勤務やテレワークへの移行が始まった4月頃、家電量販店やインターネットショッピングサイトにてWebカメラやヘッドセットの在庫切れが相次ぎました。
その後も品薄の状態は続いていたような気がするので、遅めに移行した企業様は苦労したのではないでしょうか。
で、結論から言うとMacだとWebカメラもヘッドセットも必要ありませんよね?
ノートパソコンであればWindowsでもカメラとマイクが内蔵されている場合がありますが、デスクトップ型ではほとんどありません。
在宅勤務やテレワークを行うのに、わざわざアクセサリを購入する手間が無いのは大きい。
デザインがスマート
故スティーブ・ジョブズの逸話に、コップの中にiPodを沈めるお話がありますよね。
Appleの製品はそれぐらいに無駄を省いたコンパクト設計を追及しており、パソコンに関しても然りです。
MacBookはご存知の通りWindowsのどのノートパソコンよりも薄く、静音性にも優れています。
iMacに関してはディスプレイ一体型のデスクトップパソコンとなっており、マウスやキーボードなどの入力デバイスは全てBluetooth接続が可能で、電源プラグだけ繋げばすぐに利用できてしまいます。
簡単に言うと、場所を取らないんですよね。
Windowsのパソコンだとどうしても配線がぐちゃぐちゃになったり、USBポートの数を気にしなければなりませんが、それが一切ありません。
職場であればあまり意識しない話かもしれませんが、在宅勤務やテレワークにおいてはプライベートな空間に関わってくるので意外と気になってくるんですよね。
デュアルディスプレイである必要が無い
これは人によるのかもしれませんが、Macを使う場合にはWindowsの様にディスプレイを2枚用意する必要はないと思っています。
なぜかというと、Macにおけるデスクトップ切り替え機能がめちゃくちゃ便利だからです。
Windows10にもデスクトップを複数立ち上げる機能が備わっていますが、Macに比べたら「ちょっと使いづらいかな」と思ってしまいますね。
最後に
少しだけ、現場レベルのお話をしておこうかと思います。
システムエンジニアの現場において、iOSのプロダクトを使う機会は稀です。
iPhoneのネイティブアプリを開発するプロジェクトでもない限り、大抵のエンジニアはWindowsで開発します。
なぜWindowsが使われるのか?
2つの視点から考えてみましょう。
- Microsoft以外の企業も製造しているので、価格競争の結果として安価でも手に入れることが出来る。
- コマンドを使う必要がほとんど無く、日本人にとって理解しやすい。
- ドキュメント作成に際して、使い慣れたOffice製品を使える。
- 運用環境がWindowsであることが多いので、Windowsで開発した方が動作確認を容易に行える。
- 使い慣れている。
- システムの導入を(Macと比べて)安く抑えることが出来る。
いくつか列挙しましたが、簡単に言えばWindowsユーザが多いからWindowsを使っていると言えそうです。
しかし、単にユーザ数が多いからという理由でエンジニアまでもWindowsを使う必要はないと考えています。
- WindowsよりもMacの方が価格は高いが、それに見合ったパフォーマンスを提供している。
⇒開発においては動作確認よりも開発効率を上げる方が重要。動作確認は実機さえあればなんとかなる。 - MacからWindowsにアクセスする方が、WindowsからMacにアクセスするよりもはるかに楽。
⇒Windowsで開発できるシステムよりも、Macで開発できるシステムの方がバリエーション豊かである。 - ウォーターフォール型プロセスの減少により、Office製品の必要性は低下してきている。
- WindowsのコマンドプロンプトよりもMacのターミナルの方が使いやすい。(ツールを入れずに済む)
- オフィスのオシャレ度が上がる。(少ない配線でスタイリッシュなデスク回りに!)
あとがきのつもりが思ったよりも長くなってしまいましたが、以上の理由から在宅勤務に限らず通常の開発現場においても「Macがいいんじゃないかな~」って思ってます。
開発のための仮想環境やアジャイル開発が主流になりつつあるわけですから。
以上です。
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