2023年3月で5年ちょっと勤めた会社を退職し、4月から新しい会社で働き始めました。

転職はかれこれ6回目ぐらいになるでしょうか。

本記事では今回の転職について、次のような観点で綴っていこうと思います。

転職を考え始めた理由(≒前の会社を辞めた理由)

まず転職を考え始めた理由ですが、仕事に関することはもちろんのこと、プライベートに関する理由もありました。

給料が低い・上がらない

以前勤めていた会社の給与は、同世代・同地域のエンジニアと比べれば高い方だったと思います。

ただし、自身の経歴やスキルを考慮したときに「見合っていない・低い」と感じていました。

ここで出てくるのが『昇給』の話になるんですが、以前の会社で昇給するためにはいくつかの条件が必要でした。

その条件が「下に人を付けること」と「資格取得」です。

資格に関しては単価に影響するので分かるのですが、下に人が付けられなければ給料が上がらないというのがネックでした。

というのも、下に人を付けられるかどうかなんて参画したプロジェクトにもよりますし、営業の手腕によるところが大きいからです。

ちなみに、私は以前の会社でチームでのアサインはほぼ無く、基本的にソロでアサインされていました。(一応言っておきますが、顧客評価は決して低くなかったはずです)

ただ、それに関しては回避策というか打開策みたいなのも一応あるにはありました。

それが「東京の案件を持ってくるチームの先頭に立候補する」というもの。

「なぜその道を選ばなかったのか」に関しては後述の理由が大きく関わってきます。

完全テレワークに移行できない

新型コロナウイルスの流行により、地方にしては比較的早く2020年4月から(参画していたプロジェクトの方針で)完全テレワークへと移行しました。

他の記事でも何度も言及していますが、在宅勤務ほど素晴らしいものはないと感じ、今後続けていきたいと思うようになりました。

ただ、以前の会社ではテレワークの推奨等は行っておらず、参画していたテレワークのプロジェクトから撤退すれば通常出社の日々に戻ることに…。

また、前出の「下に人を付ける」ケースでは出社が必要でした。(上司からは「出てくれば給料もっと上げられるのに」と言われ続けていました)

給料ももっと欲しいし、テレワークも続けたい。

でも給料を上げるためにはテレワークやめなければいけないし、テレワーク続けるなら給料アップをあきらめなければいけない。

そんな状況でした。

為にならないプロジェクト

これまで参画してきたプロジェクトのうち、「勉強になったな~」と感じたものと「つまらなかったな~」と感じたものはおよそ半々くらいでした。

「勉強になったな~」ってプロジェクトはモダンな開発だったり、プロジェクトを通して学ぶことが多かったとかそんな感じです。

その中で「モダンな開発に触れていきたい」という思いが生まれてきたわけですが、地方にそんなプロジェクトはなかなかありません。

テレワークが推進されてきたこのタイミングで、「モダンな開発を行っている企業で、地方にいながら働くことができるんじゃないか」と考えたわけです。

住宅ローンの審査に通過・融資実行

最後にプライベートに関する理由です。

私事ではありますが、2022年に住宅ローンの審査が通り、融資実行となりました。

よって、住宅ローンの審査に影響する『勤続年数』を気にする必要が無くなったんですね。

「住宅ローンを組めるように、とにかくそれまでは続けよう」と思っていたところもあったので、融資が実行された今、転職活動を断念する理由はありませんでした。

転職にあたって重要視したこと

以上の理由を踏まえ、今回の転職にあたっては以下の条件で活動を行いました。

希望条件

1.年収550万~(転職活動開始時点の年収は約400万)
2.完全テレワーク
3.モダンな開発(あるいは首都圏のプロジェクト)

うーん、地方の会社には厳しい内容ですね。

実際に転職した会社のこと

結論から言うと、前述の希望条件はすべてクリアしました。

最近は新卒同期や同世代エンジニアと関わることが無くなってしまったので不確かですが、かなりいい条件で働けるようになったのではないでしょうか。

ちなみに給料に関しては最近流行りの『単価還元型』です。

以前の会社のような給与体系と比べて単価還元型が優れている点などについては、後で別の記事にまとめようと思います。

転職活動について

今回の転職活動にあたって使用したのは『type転職』1つだけです。

掲載企業は中小・スタートアップが多いですが、待遇や働き方などに関してはかなり魅力的な企業が多い印象です。

応募から面接・内定まですべてオンラインで完結しました。

応募した会社はわずか3社ですが、すべての会社から内定を頂く事が出来ました。(ITエンジニアは売り手市場かもしれませんね)

転職を考えている方の参考になれば幸いです。

最後に

多くの企業で実施されているテレワークですが、自由度に大きく差があったりします。

仮に積極派と慎重派があるとしましょう。

慎重派の場合、開発PCに接続するUSBアクセサリーに制限がある場合があります。(貸与物のマウス・キーボードしか使えない、ディスプレイ・AUX接続イヤホンはOK、など)

積極派の場合はというと、USBメモリー等のいわゆる可搬媒体の接続が制限されるだけで、USBアクセサリーに関しては「何使ってもいいよ」という場合があります。

エンジニアの皆さんなら分かってくれると思いますが、この違い、デカいですよね?

私が現在参画するプロジェクトは積極派なので、マウス・キーボード・Webカメラ・マイクを自分好みのデバイスでセットアップしています。

そのおかげもあって作業効率はこれまでの比ではありません。

もしテレワークの会社に転職をお考えであれば、条件面はもちろんですがそういったポイントについても確認してみてください。(気になる方は)

以上です。

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