現代はインターネットの普及により、あらゆる面での高速化が図られている時代です。
しかし、一人の人間がこなす作業量というのは、お金をかければ作業量が増えるパソコンとは違って限りあるモノ。時代に要求される作業量にカラダが追い付かず、ストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そのような作業過多で「時間が無い」と感じた時にとるべき行動をご紹介していきます。なお、本記事のターゲットとしては「やりたいんだけど、出来ない」と感じている方です。
優先順位を確定する
「時間が無い」と感じるからには何か時間を費やすだけの行動(以下、作業)を抱えているハズです。
まずはその作業を「いつまでにやりたいか」あるいは「いつまでにやらなければいけないか」という観点から優先度を決めましょう。
未着手の作業だけをどんどん積み重ねていくと、膨れ上がったときにどこから手をつければいいのか判別できなくなる現象が往々にして発生します。
その状態のまま手当たり次第に作業を進めていくと、本当は最初に終わらせなければならなかったのに後回しにしてしまっていたり、それによって手戻りが発生するなどのロスが生じます。
なので「時間が無い」と感じたら、まずは抱えている作業を見直してみる事から始めましょう。
「迷ったら、やれ」なんて格言もありますが、それはある方向に一歩を踏み出そうとしている時を指していることが多く、踏み出す先(選択肢)が多すぎて悩んでいる場合には逆効果となります。
効率化を模索する
作業の優先順位と並行して進めて頂きたいのが、効率化を図れる作業が無いか模索することです。
前項で作業が山積みになった状態ではまともな判断を下せないと述べましたが、逆に言うと積まれている作業が少ない場合には誤った判断をしてしまうリスクがグッと下がります。
その為にも、簡単に終わらせることが出来る作業があるのであれば、そこから手を付けていくのも一つの方法です。
特に独立している作業(その作業を終わらせるには別な作業を終わらせなければならない、など他の作業との関連がある作業以外)などの効率化が図れると、作業の流れを止める事もなくなるので非常に楽になります。
また、複数の作業に共通して存在する小さな作業などは真っ先に効率化を考えた方がいいでしょう。何度もやることだからこそ、効率化によって確保できる時間が劇的に変わっていきます。
作業を増やす
最後はちょっと荒業になってしまうのですが、既に山積みになっているところへさらに作業を追加していく事です。
「それじゃ死んじゃうよ」なんて言われそうですが、作業量を増やしていくと「時間が無い」と感じている暇すらなくなります。「とにかく手を動かすしかない」と。
前項までで述べた内容とは正反対なのですが、この「とにかく手を動かすしかない」段階までくるとどうなるかと言うと、スポーツで言うところの『ゾーン』に入る可能性が非常に高くなります。
もちろん、適切なストレスという前提なので、不眠不休レベルまでは追い込まないでくださいね。
ともあれ、「とにかく手を動かすしかない」状態では脳が通常時の倍以上の働きをしてくれます。この状態になると手を動かしながらも、作業の優先順位や効率化を模索することが可能になります。
脳内がマルチタスクで進んでいる女性には縁のない話かもしれませんが、シングルタスクで進む男性にとってはこれほど望ましい状況はありませんよね。なお、男性脳がマルチタスクの様な働きをするからと言って、男性特有の集中力を欠くような事もこの状態では無くなります。
まとめ
- 〆を確認する
- 効率化を模索する
- 作業を増やす
今回は「時間が無い」と感じた時にとるべき3つの行動をご紹介しました。
きっとたくさんいると思うんです。「時間が無い」と感じる人って。そうした方々の一助となれれば幸いですので、ぜひ参考にしてみてください。
なお一番最後の荒業(作業を増やす)に関して補足しておくと、機会を誤った場合には鬱や燃え尽き症候群にもなりかねない事を実体験済みですので、十分ご注意ください。
以上です。