コロナ禍でのオリンピックも終了、お盆が明けました。
そのお盆期間中にも新型コロナウイルスの新規感染拡大は止まらず、休日でも新規感染者数が2万人を超えるような事態に…。
感染拡大への対策として、これまで緊急事態宣言やまん延防止等重点措置(通称:まんぼう)が出されてきました。
確かに、それらの発令によって感染拡大が一時的に減少したものの、発令解除後の増加、すなわちリバウンドが繰り返される結果に…。
「歴史は繰り返す」なんて言葉もあったりしますが、「いくらなんでも、2年の間にこれだけ繰り返すのはおかしくないか?」と思ってしまいます。
初期から言われている『若者の感染者数』
感染拡大が広まってから、テレビのニュースなどで「若者が~、若者が~」と言った発言をよく見かけるようになりました。
新規感染者数の内訳(数字)だけを見れば確かにその通りなのですが、個人的には「今の状況で若者の間で感染が拡大するのは仕方がない」と思っています。
誤解しないで欲しいのは、『若者』に含まれる自分を擁護しようとしてそのように述べているわけではないコト。
コロナ前の日常を思い返せば、街中に溢れているのは若者。
コロナ禍に目を向けてみれば、在宅勤務・テレワークが認められずに出社しているのも若者。
何が言いたいかというと、若者ほど感染しやすい社会的立場にあり、年齢が高くなればなるほど(重症化リスクと反比例するかのように)感染しにくい社会的立場にあるというコト。
会社を例にすると、管理職ほど在宅勤務・テレワークに移行しやすく、現場の人間ほど出社の必要性が高く、在宅勤務・テレワークへの移行が難しい。(逆のケースもたまにあります。)
コロナに限った話ではありませんが、「若者が~、若者が~」と言っている人たちこそ、その若者を生んだ張本人なのではないでしょうか。
緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の欠点
「何回同じことを繰り返すのか?」
そんな率直な疑問はさておいて、繰り返すからには理由があるはず。
個人的には「車の事故とちょっと似ているのかな?」と。
交通事故(≒新規感染)を減らすために、飲食店で運転手への酒の提供を規制しました。
が、それで飲酒運転を撲滅できるわけではなく(飲食店以外では運転手でも飲める)、その他の不注意で発生する交通事故なども減らすことは出来ません。
それが、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の欠点ではないでしょうか。
在宅勤務・テレワークへの移行でどう変わるか?
緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の欠点を補うにはどうすればいいか。
先ほど挙げた車の事故の例で考えると、…一目瞭然、車に乗る人を減らせばいいんです。
すなわち、外出する機会(≒通勤あるいは通学)を奪う。
こうすることで飲食店への規制を課すことなく、感染拡大を抑えられるのではないでしょうか。
…打撃を受ける業界は飲食店だけではなくなってしまいますが。
まぁ、こういう議論に発展していかないところを見ると、どこぞの誰かさんにとっての不都合があるんでしょう。
最後に
「オリンピック開催が感染拡大に拍車をかけた」
そんな言葉が目に入ってきてビックリ。
少なからず影響はあったんでしょうが、正ではないと考えています。
オリンピック開催によって自粛疲れへのストレスが爆発し、結果として感染拡大を招いた。
オリンピック期間よりもお盆期間の方が、圧倒的に県外ナンバー走ってましたからね。
ともあれ、早くマスクが必要ない日常生活が戻ってくる事を祈ってます。
以上です。
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