子供の誕生を契機にトヨタのアクアから、同じくトヨタのアルファードに乗り換えました。
本記事では「なぜアルファードを選んだのか」についてお話していきます。
目次
アクアの不満点
本題に入るその前に、今回の乗り換えで解消・改善したかったポイント(=不満)についてです。
抜群の燃費と運転のしやすさから、若者人気を集めるアクアですが、ファミリーカーとして考えるといくつか不満点が出てきます。
- チャイルドシートへの乗り降りさせるのが大変
- 後席の居住性がそこまでよくない
- 後席の安全性が乏しい(オプションで回避できる?)
チャイルドシートへの乗り降り
アクアの後席はスライドドアではなく普通のドアです。
そのため車外から乗せる場合にはドアを大きく開く必要があり、隣に車が停まっているようなケースではかなり気を遣います。
かといって車内で乗り降りさせようとすると、後席ドアの開口部は子供を抱いたまま乗るには狭く、後席のスペースもそれほど無いために結構苦労します。
これがスライドドア(=大開口)かつ後席に十分なスペースがあれば…、と思わざるをえない点です。
後席の居住性・安全性
次に重要になってくるのが後席の『質』です。
アクアの後席は狭いだけでなく、リクライニングが出来ない(=リラックスして座れない)という欠点があります。
また、子供が大きくなってきた時に車内アイテムとして必需品になってくる後席モニターがありません。
後付けできないことも無いとは思いますが、スペースを考えると難しいでしょう。
最後に安全性能ですが、これまでは私と妻の2人だったので運転席・助手席のエアバッグだけで事足りました。
しかしチャイルドシートの取付位置の関係で、妻と子供は後席に座ることに。
側面に突っ込まれた場合を考えて、カーテンエアバッグが欲しいところでした。
重視したポイント
以上の不満点を踏まえて、買い替えの際に重視したポイントは以下の通りです。
- 後席がスライドドアであるコト
- 後席が快適であるコト
- 後席の安全装備が充実しているコト
- ハイブリッドであること(走り出しがスムーズなので)
- 4輪駆動であること(多人数乗車時や、雪道を考慮)
…運転する立場としてはあまり考えてなかったんですね、私。
『最も重視したポイント』に合致した候補
ざっくり言うとミニバン、です。なので検索結果としてはかなりの数が候補に挙がりました。
なお、検索条件として他に年式(2015~)を追加しています。
- トヨタ
- シエンタ
- ノア・ヴォクシー・エスクァイア
- エスティマ
- アルファード・ヴェルファイア
- ホンダ
- フリード
- ステップワゴン
- オデッセイ
- 日産
- セレナ
- エルグランド
- 三菱
- デリカ
ただし、カーテンエアバッグを条件に追加すると検索結果が減ってきます。
標準装備ではなくオプション装備となっている車種が多いのが残念ですね…。
『やや重視したポイント』に合致した候補
さらにハイブリッド・4WDを追加すると、候補は一気に少なくなります。
- トヨタ
- アルファード・ヴェルファイア
- ホンダ
- フリード
- 日産
- セレナ
うまい具合にグレードが分かれている、といってしまえばそれまでですが…。
最終候補リストと決断
重視したポイントを踏まえ、最終的な候補リストは以下の様になりました。
- トヨタ
- ノア(HV+2WDまたはガソリン+4WD)
- アルファード(HV+4WD)
- ホンダ
- オデッセイ(ガソリン+4WD)
- 日産
- エルグランド(ガソリン+4WD)
その他の候補が消えて言った理由は、妻の「この車は嫌だ」とデザインの好みです。
日産・エルグランドの脱落
最終候補の中から最初に姿を消したのは日産・エルグランドでした。
理由は単純で、2列目シートの横スライド機能が無いからです。
子育て目線からすると、2列目の横スライドって必需品レベルなんですよね~。
チャイルドシートに乗った子供と近いに越したことは無く、エグゼクティブシートの様な隔たりが無いに越したことは無いですからね。
「それさえあれば…」ほんとにそれだけです。
カタチが古いのは否めませんが、その他の点ではコスパ抜群だと感じました。
ホンダ・オデッセイの脱落
次に姿を消したのはホンダ・オデッセイ。
走りと乗り降りのしやすさを意識したボディが魅力的でしたが、中古車市場に出回っている車両の状態がなかなか合いませんでした。
「相場が安定していないのかな?」と感じたぐらいです。
そしてトヨタ・ヴェルファイアがリストから消えた理由と同じで、生産中止が予定されているという噂も理由の一つでした。
トヨタ・ノアの脱落
最後まで悩んだのがトヨタ・ノアと同じくトヨタのアルファード。
ノアには『やや重視したポイント』を満たすハイブリッド+4WDのグレードはありません。
しかし、アルファードとの価格差を考えれば「ハイブリッド+2WDまたはガソリン+4WDでもいいかな…?」と思えるところでした。
そして最終的な判断も価格によるものでした。
というのも、「車両本体グレードを落とすんだから…」という理由で希望する装備をなるったけ含めて検索したところ、車両価格が300万円付近に。
しかもその中で状態が良いモノを選ぶと、もれなく後付けが必要だったり…。
そうこうしているうちに非常に状態が良く、オプションも充実したアルファードが良心的な価格で見つかったため、ノアはあえなくリストから消えていきました。
トップ・オブ・ミニバンの魅力
かくして他の候補が脱落し、トヨタ・アルファードに固まったわけですが、重視したポイントを元にアルファードの「どんなポイントが刺さったのか」をお伝えしていきます。
『重視したポイント』に合致したトコロ
- 後席がスライドドアであるコト
- 後席が快適であるコト
- 後席の安全装備が充実しているコト
言うまでもなく、アルファードの後席ドアは両側電動スライドドアになります。
ノア・ヴォクシークラスだと電動は助手席側後席のみだったりするので、標準で両側電動は良いポイントですね。
後席の快適性に関しては「言わずもがな」でしょう。最上級の快適性を誇ります。
安全性に関しても、後席が主役の車だけあってカーテンエアバッグまで標準装備(ノア・ヴォクシークラスはオプション)と至れり尽くせり。
アルファードは『重視したポイント』にこれ以上ないぐらい合致していました。
『やや重視したポイント』に合致したトコロ
- ハイブリッドであること(走り出しがスムーズなので)
- 4輪駆動であること(多人数乗車時や、雪道を考慮)
アルファードのエンジンラインナップにはハイブリッド4WDが存在する為、文句なし!
というか、買い替えを検討した時点のミニバンの中でハイブリッド4WDはアルファード・ヴェルファイアぐらいしかなかったです。
最後に
本記事では車の買い替えで私がトヨタ・アルファードを選んだ理由についてご紹介しました。
とはいえ、「ノアよりもコスパ抜群のアルファードって…?」と思われる方も多いと思うので、そちらは改めて記事にしようと思います。
…DQNカーなんて言われますが、やっぱりいい車だと思いますよ?
以上です。