アスリートの苦悩を垣間見た

この記事を書いている前日、オリンピック代表のサッカー強化試合が行われました。

余談ですが、サッカー日本代表戦とプロ野球オールスターが同じ日に行われるというのは、激アツですね。

皮肉にも、サッカーの観客には制限があり、オールスターにはサッカーほどの制限が無かったようですが。

さて、私はサッカーの試合をフルで見ていたのですが、試合終了後に行われた選手インタビューでのサッカー日本代表キャプテンを務める吉田麻也選手の内容が印象的でしたね。

ニュースサイトには「有観客での検討を」みたいな見出しが出ていましたが、やはり選手からすれば例え大舞台であっても無観客というのは悲しい事なのでしょう。

私個人としては(これまでにも書いてきた通り)オリンピックには反対の立場です。

しかしだからと言って、
代表選手の方々の気持ちを1ミリも理解できないわけではなく、
代表選手を心の底から応援しないわけでもありません。

それこそ、IOC会長の発言通り「始まれば応援する」んでしょう。

ただ悲しいのは、大多数の人が手放しで喜べるような『完全な形』ではないコト。

世論がオリンピックに否定的なのも、『中途半端』が大きな原因なのではないでしょうか。

あまり過去の判断にまで踏み込みたくは無いのですが
「せめて来年だったら」
と思わずにはいられません。

何より、『中途半端』になった大きな要因として『安心・安全な大会』に向けた取り組みそのものが『中途半端』だったと言えるでしょう。

しかし、個人的にはここも難しいところです。

結果的に政府が国民に対して大きな制約を課すことで、日々の新規感染者数数を減らす事には成功できています。

しかし、その制約を取っ払ったらまた感染者数が増える

制限が無いと変わらないというのは、言ってしまえば国民のレベルがその程度というコトになってしまうのですが…。

「じゃあ、その国民の教育方針を決めているのは誰なのか」というと政府で…。

突き詰めていくと私たち国民一人一人が変わっていかなければならないのですが、それは長期目標として。

結果論になってしまいますが、少なくとも目の前のコトに注力するという意味で、お金で解決してもよかったんじゃないかな、と。

※考えすぎるとどんどん悲観的になっていくのでご注意ください。

以上です。