システムエンジニアという仕事柄、(派遣がメインというコトもあり)色々な企業のオフィスにお邪魔させて頂くことがあります。

今回はその中で「お、これは!」と思ったオフィスチェアを3つほどご紹介させて頂きます。

余談ながら、企業の規模に限らずオフィス内の物品に力を入れている企業というのは「社員のコトをよく考えているな」と感じさせられます。

オフィス環境抜きに生産性を語ることは出来ません。

その① Spina(ITOKI)

背もたれ部分のデザインが印象的ですが、座ってみるとあら不思議、背中を包み込むような感覚です。

座面部分はどちらかと言えば柔らかめの印象を受けます。

この背もたれと座面部分が相まって、チェアながら『人をダメにするクッション』並みにリラックスすることが出来ます。

今回ご紹介する中でも一番の座り心地でした。

その② Ergohuman PRO(Ergohuman)

武骨で、圧倒的な存在感を放つデザインは高級感を感じられます。

そのデザインの重厚さに劣らず、座面部分はメッシュでありながらも、座る人の体重を確かに受け止めます。

手で触ってみるとかなりの「張り」がありますが、座ってみると驚くほど柔軟にフィットします。

日本人からすると若干サイズが大きいほか、座面端部の非メッシュ部分が占める割合が多いために片脚だけ胡坐をかくような姿勢には不向きです。

その③ Choral(オカムラ)

シンプルなデザインながら、予算に合わせてカスタマイズできる柔軟性を備えています。

座面部分は一番最初にご紹介した『Spina』と同程度の柔らかさですが、『Spina』が新感覚の座り心地を提供するのに対し、こちらの『Choral』は安心感のある座り心地を提供してくれます。

何よりも日本人男性の標準体型程度をターゲットとしているようなフィット感が先述の『Spina』『Ergohuman PRO』とは異なるところ。

その為、女性が多いオフィスにも比較的導入しやすいチェアであると言えます。

番外編 ゲーミングチェア(DXRacer)

値段は先述のチェアよりも格段に下がりますが、ゲーミングチェアも高級チェアの部類に入るかと思います。

その座り心地はというと、スポーツシート宜しく全体的に固めです。

なのでゲームの様に没頭してしまう、かつ姿勢がブレないことを重視するのであれば選択肢となり得ますが、デスクワーク用のチェアとしては不向きだと思いました。

リクライニング機能も備えていますが、先述の通り固いので、リラックスというほどのモノではありません。

まとめ

これまでのプロジェクトで遭遇した高級オフィスチェア3選

「え、そんな高いチェア使っている会社あるの!?」と思った方もいるかもしれません。

意外とあるんです。

もちろんこの中には誰もが名前を知っているような大企業もありますが、地方の業界人でしか知らないような企業でさえもこのようなチェアを導入しているのです。

「どの企業も高級チェアを導入しましょう!」なんてことは言いませんが、「チェアなんてどれも同じ」と安易に安物に走らず、生産性の面も考えてみてはいかがでしょうか。

それに、私の様な派遣型エンジニアにとってみれば「この会社の作業環境は素晴らしい」と思うわけで、それで優秀な人材の転職先の候補になるのであれば、オフィス環境が一つの広告にもなるわけです。

今後も良いチェアと巡り合ったら報告していこうと思います。

以上です。

 

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