パソコン環境をデスクから押し入れに移動してみました

これまでホームセンターで購入したデスクにパソコン環境を作っていたのですが、
とある事情から「デスクを撤去しよう」と考えました。

デスクを撤去するにあたって、次のパソコン環境として2つの選択肢がありました。
大学生時代に使っていたローテーブルと押し入れ(オシャレに言うとクローゼット)です。

結論としては、押し入れに押し込みました。

本記事ではパソコン環境を移動した際の事を詳しく書いておきます。

デスク撤去の理由

まず冒頭の「デスクを撤去しよう」と考えた理由について、
私事で大変恐縮なのですが、このたび妻が第一子を授かる事となりました。

夫婦二人だけで生活する分には支障のない住居環境でしたが、
赤ちゃんが一緒に暮らすことを考えると、その後の成長も踏まえて、
さらに一人分の居住スペースを確保する必要が出てきたわけです。

んで、今の住居スペースの中から最もどけやすいモノとして、
私のパソコンデスクが矢面に立ちました。

なぜ押し入れに?

冒頭で述べた通り、次なるパソコン環境として2つの選択肢がありました。

  1. 押し入れの下に、大学生時代使っていたローテーブルを入れ、そこにパソコンを展開する
  2. 押し入れの上の段に、パソコンを展開する

スペースを確保するためには押し込むしかなかったんです。

当初は以下の様な理由から、①案が最有力でした。

  1. ローテーブルを使う場合、デスクチェアを処分(=よりスペースを確保)できる。
  2. パソコンデスクと比べて、押し入れの上下の仕切り板が高いため、最適な姿勢をとることが出来ず体への負担が考えられる。

しかし実際にやってみると、思いのほか高さが足らず
押し入れの下にしまうものと上にしまうものの違いで配線にも不安があったため、
最終的に②案を採用しました。

実際に押し入れに移動してみて

前項でも触れましたが、押し入れにパソコン環境を作成するにあたって
最後まで気になっていたのが、仕切り板の高さでした。

確かに、マウスやキーボードの配置をデスクと同じにしてみると姿勢がキツく感じられました。

しかし、デスクよりも余裕のある押し入れの奥行きを利用して、
FPSで言うところの肘エイムが出来るような配置(※)にしてみたところ、
思いのほか快適に作業が出来る
ようになりました。
※手首だけではなく腕まで天板上に乗せられる状態

また、これまでは左からSurface/21.5型ディスプレイ/23型ディスプレイと横並びだったのですが、
押し入れの扉の幅の都合上、ディスプレイ2枚を横に並べるのがせいぜい、となってしまいました。

この件に関してはまたも押し入れの奥行きを利用し、
奥にディスプレイ2枚を横並びにして、手前にSurfaceを置くようにしました。

しかしこの配置の場合、奥に置いたディスプレイがSurfaceに隠れてしまいます。

ディスプレイが高さ調節が可能なタイプであれば高めに調整すれば問題なかったのですが、
使っているディスプレイは高さ調節に対応していなかった為、
ほこりを被っていた書籍を重ねて高さを出し、Surfaceに隠れないようにしました。

(ちなみにこのディスプレイ2枚のうち、Surfaceと繋がるのは1枚だけです。)

配置の件に関しては、Surfaceのデュアルディスプレイ設定を横並びから上下の並びに変更して完了です。
※Windowsの『設定』⇒『システム』⇒『ディスプレイ』でドラッグ&ドロップで切替可能

最後に、デスクから移行してのデメリットですが、暗い事です。

デスクと比べてパソコンの左右と上部に空間的制約がかかる為、採光率が悪くなるんです。

作業する分には問題なくても、Webカメラを繋ぐと映りが悪くなってしまったりします。

これからの改善点

前項の最後でも触れた、「暗い」という点はUSB接続のライトなどを購入して解消していきたいところです。

その他ではディスプレイの高さを出すために書籍を積んでいる辺り。
地震が来た時にかなり不安定なのが気になります。

コチラは高さ調節が可能なディスプレイ、またはメタルラックなどで対応していこうかなと。

そして、押し入れの仕切り板の高さです。

ある程度の快適さは保てていますが、どうしても姿勢が悪くなりがちなので、
人体工学に基づいた製品を取り入れていきたいところ。

最後に

ともあれ、デスク撤去に成功し、かなりのスペースを確保することが出来ました。

他にもベッドの移動などを行い、終わってみれば
「あれ、こんなに広かったっけ?」
と妻と二人で顔を見合わせるレベル。

生まれてくる赤ちゃんへの準備が着々と進んでおります。

以上です。