11年前の『あの日』と比べて

3月11日、東日本大震災から11年目を迎えました。

その日、私は子供のBCG接種のため、妻と区役所に行ってきました。

接種受付待ちの列に並びながら、他の子どもたちの泣き声を聞いて、つい感傷に浸ってしまいました。

「『あの日』は避難所の中で、子供でさえ静まり返っていたな」と。

そして「ウチの子は、『あの日』を知らないんだな」と。

「語り継いでいかないと…!」なんて思ったりもしますが、『あの日』からの事を振り返ると複雑な心境になり、考えがまとまらなくなります。

最近思ったのは「『復興』なんてあり得ない」というコト。

捉え方はお任せしますが、私はそう思いながら、生き永らえた余生を過ごしていこうと思います。

以上です。